先日、当園にて月に一度行われる華道高野山のレッスンが行われました。今回いけたお花は『盛花』と『真華』の様式です。
本日は『華道高野山』について少しご説明とご紹介をさせて頂きます。
華道高野山の淵源は、お大師様(宗祖弘法大師)の天長九年、万燈万華会の供華にあり、お大師様(弘法大師)を流祖と仰ぎ総本山金剛峯寺座主を華道家元(総裁)としております。
お大師様の教えを真言密教といい、それは一切のものの本質を見極め、生かしていく智慧の教えであります。 そしてその根本を観る眼(まなこ)を瑩(みが)き、心を瑩くための道場、修禅の聖地として開創されたのが高野山であります。
その高野山の法儀の中で継承された華を礎に、お大師様の教えを求め、実践する道として確立された生け花が、華道高野山であり、華によって自らの眼と心を瑩く道であります。
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